繊細さんへの手紙

これじゃ稼げない!初心者ウェブライターは50円案件に気をつけて!!

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これからWEBライターとして稼いでいこうと考えている初心者ライターさんに注意喚起です。

50円案件って聞いたことありますか?

20記事1000円で募集されている案件のことなのですが、1記事分の報酬が50円になることから通称「50円案件」といわれています。

実際にライティングの仕事を始めたばかりの人なら解ると思いますが、特に興味のない分野の記事を2000文字書くのって、リサーチの時間もかかりますし、すごく労力がいることですよね。

しかも、文字だけならまだしも、画像も自分でマニュアル指定の大きさに合ったフリー画像を探してこなければいけないんですよ。

にもかかわらず、1記事50円しかもらえないのって本当にひどい話ですよね。

ですが、そんな搾取案件に応募している人が後を絶たないんです。

私も騙されてしまった一人なのですが(汗)

実際にこの案件に引っかかってしまって、クラウドソーシングサイトを辞めてしまった初心者ライターさんも少なくありません。

では、50円案件に騙されないように、その募集内容と実態を書いていきたいと思います。

 

 

 

募集の内容の特徴

ワードプレスで記事をかけるようになる」

「わからないことを自分で調べる力がつく」

「使えるコピーライティング技術が身につく」

など、カッコ書きでメリットが羅列されています。

他にも

小遣いをもらいながらライティングスクールに通うつもりで応募してください!

とか

 

使える技術を提供する代わりに記事を提供していただくといったWINWINの関係を築きましょう!

 

など、初心者にとって魅力的な文言が書かれています。

ですがこの表記、どこかからかコピペされているようで、同じコピペ案件がたくさんありました。

 

 

50円案件の実態

それでは私が実際に引っかかった50円案件の実態を見ていきましょう。

やたら褒めてくる

テストライティングで送った記事を異様に褒めてきました。

ですが、その内容は「かなりセンスあります!初心者とは思えません!」と、実際に記事を読んでいるのかいまいち伝わってこない定型文のような褒め方で、この時点で若干の胡散臭さを感じていました。

というか、募集がもう胡散臭いのに騙されたのが恥ずかしいです。

(50円案件と検索すると他にも騙された人の記事が出てくるのですが、同じような文言で絶賛されているようでした。)

5,000文字以上書くように促される

採用されてからマニュアルがチャットワークでメッセージに添付されてきたのですが、まず目に飛び込んできたのが1記事5,000文字〜10,000文字書くようにしてくださいとの文言でした。

チームでの仕事と称してチャットワークの大部屋に入れられ、他の人が書いた記事や記事の添削が見られるのですが、実際に文字数を多く書いたワーカーほど大絶賛されます。

競争心を煽る魂胆なのでしょうか。

ですが何文字書いたところで1記事50円です。仮に10000文字書いたところで文字単価は0,005円ですね。

 

これが添削??というような内容

募集には「添削されることで成長できます!」と書かれていましたが、実際の内容は添削と言うよりマニュアルに沿っていない部分の訂正でした。

画像などの大きさや文字の装飾の指定が異常に細かく、またその指定が書かれているマニュアルが読みにくいので、はじめからその指定通りに書くのは至難の業。

マニュアル通りに記事が作成できるようになると、あとは記事の感想のみになります。

わかりやすいマニュアルはどこに?

募集欄に「わかりやすいマニュアルがあるのでその通りに書けばすぐにでも2,000文字かけるようになります。」とありましたが、そのマニュアルが添削する人が書いたとは思えないほど読みにくいもので、しかもネットで調べればすぐわかるような内容でした。

修正依頼まである

 画像などのサイズがマニュアル通りでないと、人によっては修正の依頼が来ていました。

 

 

騙されないために

募集欄に上に書いたような文言がそのまま記載されているので、上記内容を覚えておいてもらえれば騙されることはないかなと思います。

 

また、50円案件に限らずクライアントのプロジェクト完了率が50%以下などの異常に低い募集は避けたほうが無難です。

まとめ

WEBライティングの案件もこんな詐欺案件ばかりではありません。

初心者でもきちんと評価して採用してくれるクライアントもいます。

ライティング能力に自信がなければ、はじめはタスク案件を受注するのがおすすめです。

 

50円案件に搾取されるライターが減ることを心から願っています。