タイムスリップ現象(フラッシュバック)おすすめ対処法
ふとした時に、フッと昔の嫌な記憶が蘇る事に悩まされてはいませんか?
シャワーを浴びているとき、料理をしているとき、眠る前など
昔言われて嫌だったこと、恥ずかしかったことを、なんの前触れもなく思い出して嫌な気持ちになることってありますよね。
私も昔からこの現象に悩まされているのですが、あまりにも唐突なのでいきなり後ろから後頭部を殴られたような気分になります。
どうにかならないものかと色々と調べ、対処法を探していたのですがなかなか自分にあったものが見つからず、この現象が収まることはありませんでした。
ですが最近効果があったものを見つけたので書いていきたいと思います。
その前に、そもそもこの現象をなんと呼ぶのか調べてみました。
そこでまず出てきたのが「フラッシュバック」という言葉です。
フラッシュバック
フラッシュバック (flashback) とは、
強いトラウマ体験(心的外傷)を受けた場合に、
後になってその記憶が、突然かつ非常に鮮明に思い出されたり
、同様に夢に見たりする現象。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)や急性ストレス障害
の特徴的な症状のうちの1つである。出典:
私の場合、今までこの嫌な現象を自分の中で勝手にフラッシュバックと呼んでいたのですが、「心的外傷後ストレス障害」というほど激しいストレスを感じたわけではなく、些細なことが多岐にわたってという感じなので「フラッシュバック」とまではいかず、言うならば「軽いフラッシュバック」という所です。
タイムスリップ現象
症状を調べていくと、他に「タイムスリップ現象」という言葉に行き着きました。
タイムスリップ現象とは
昔の事を突然思い出し、再度体験しているように感じる事。
自閉症に見られる現象として書かれているものがほとんどだったのですが、
HSPで、同じような現象に悩まされている方も多数いらっしゃいました。
私もいつも昔のことが脳内で鮮明に映像や音声が映し出され、まさにタイムスリップしたかのように感じるので、この「タイムスリップ現象」と言われているものに近いように感じます。
主な対策
ここで主な対策として、私が今まで試してみたものを書いていきます。
眼球運動
フラッシュバックの対策としてEMDRという心理的技法があります。
嫌な記憶が蘇った瞬間に、一秒に2往復程度の速さで眼球を左右に30往復ほど動かすといった技法です。
※作業中や運転中などは危険ですのでやらないでくださいね。
目につく文字を読み上げる。
その場で目についた文字を心の中で嫌な記憶がなくなるまで読み続けます。
行動を実況する。
今自分がしている事を実況する。例えば手を洗っている時に嫌な記憶が蘇ったら、「今私は手をハンドソープのボトルに手を伸ばしている。手をこすり合わせて泡を立てている」など、意識を「今」に向けるようにします。
イメージを白黒にする
嫌な記憶が蘇るときというのは、そのイメージが色鮮やかで、音声もついていると思います。そのイメージをまず頭の中で静止画にします。その静止画を白黒にして、小さくしたり、遠くに飛ばすイメージをして嫌な記憶を消してしまいます。
私に効果があったもの
私に一番効果があったのは、頭の中を他の考え事でいっぱいにするということです。
今まで嫌な記憶が蘇る時には、何も考えずにできる作業中に蘇るという共通点がありました。
要は頭の中に「隙間」があったのです。
人間の脳というのは、ほおっておいても常に何かを考えている仕様になっているので、考える内容を常に与えるようにしてみました。
私の場合は、最近はもっぱらブログの内容を考えています。
考えをアウトプットするというのも効果があるのかもしれません。
今ではほとんど嫌な記憶が蘇ることはなくなりました。
他にも、考えても答えの出ないことなど、興味があって自分がずーっと考えていられそうなテーマを見つけて、そのことで頭を一杯にしておくことがおすすめです。
まとめ
嫌な記憶の消し方をご紹介してきましたが、この中で一つでも嫌な記憶を消すことに役立つものがあれば幸いです。
まだ試していないものがこの中にあったらぜひ試してみてください。
今後、新しい対処法を見つけ次第、また記載していきたいと思います。