繊細さんへの手紙

生きづらさを抱えたHSPさんが幸せになるために必要な5つのこと

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感受性の高さゆえ、生きづらさを抱えているHSPさんの中には、あらゆるネガティブな出来事に耐えられず、「もうこのまま生きていくのが辛い」とまで考えてしまうこともあるのではないでしょうか。


周りの人たちが休みのたびに遊びにでかけていたり、人生を謳歌しているのを見ると、同じ仕事をしていても疲れ切ってしまって休みの日は一日ベットから抜け出すことができない自分と比べて、同じようにできないことに虚しさを覚えるかもしれません。


さらに「もっと遊びなよ」とか、「何が楽しくていきてるの?」なんて言われてしまうとさらに落ち込みますよね。


強度HSPの私は騒音や人混みなどのあらゆる刺激に弱いため、周りと同じように楽しめていない自分が嫌いで、他人と比べては「なんて不幸な人生なんだ」と考えていました。


他にも「生きるのが辛い」と思う出来事が多く、今まで「楽に生きるためのヒント」を探しながら生きてきました。


その中で、生きることにポジティブになれた考え方をいくつかご紹介したいと思います。

 

 

 他人の意見に振り回されない

あなたの周りには、あなたのことをよく知りもしないのに「もっとこうするべき」と、あなたの生き方について口を出して来る人はいませんか?


そういわれてしまうと、相手に悪意はないとしても「このままじゃだめなのかも」と不安になってしまいますよね。


ですが、そうやってあなたの生き方に口を出してくる人というのは、だいたいがただ言いたいだけなんです。
適当に聞き流しましょう。


本当に聞かなければいけないのは、「あなたの幸せを心から願ってくれている人」の言葉です。


中にはあなたのことを自分の思う通りに操りたいがために「あなたのことを思っていってるの」という言葉を付けて、あなたを否定してくる人もいると思います。


そこはHSPさん持ち前の洞察力を活かして、判断しましょう。

 

自分の心の声を聞く

世間の常識から外れたくないとか、周りから浮いて白い目で見られたくないといった気持ちはHSPさんでなくてもあると思います。


また、周りの人の顔色を伺ってばかりで自分のやりたいことや、自分の気持ちをおろそかにして生きてきたというHSPさんもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。


そうやっていつも自分の気持ちに蓋をしてしまうと、だんだん自分の気持って見えなくなってしまうんですよね。


いざ「自分のやりたいことをやっていいよ」といわれて心の中を覗いてみても何もない…なんてことになってしまいます。


ですので、今から少しずつでも良いので、自分の心の声を常に聞くようにしてみてください。


はじめは何も聞こえないかもしれませんが、常に耳を傾けているとふとした時に心の声が聞こえてくるはずです。

その声を大切にしてくださいね。

 

たくさん笑う

HSPさんは感受性が豊かなので、楽しいことや嬉しいことも人一倍感じることができます。


なにかと心配事の多いHSPさんは、家にいても心配事や嫌なことを考えてしまってネガティブな方向にに引っ張られてしまうという日もたくさんあると思います。


そんな時は自分が面白いと思えるコメディー映画やギャグ漫画などを観て気分を切り替えましょう。


笑いには副交換を優位にしたり、免疫力を高めるといった嬉しい効果もあります。


また、昔から「笑う角には福きたる」という様に、心から笑っていると次から次に幸せが舞い込んできますよ。

 

 しっかり休養をとる

人によって疲れの感じ方は様々です。
また、ストレスの発散法も「友達とカラオケに行くこと」や「おしゃべりをたくさんすること」など外に出て発散するタイプの人や、中には睡眠時間は4時間で十分という人もいて羨ましくなりますよね。


だからといって無理して同じ様にしようとすると、HSPさんはいつも無意識のうちに神経を張り巡らせているので疲れてしまいます。


自分のからだと心の声に耳を傾けて、いつもと同じ仕事量でも「疲れたな」と感じたら「疲れがとれた」と思うまでしっかり休養をとってください。


そのためにも、自分にはどんなリラックス法があっているのかを見つけておくことをおすすめします。
色々なものを試してみてくださいね。
hina227.hatenablog.com
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たまには人に頼る

あなたはなんでも自分一人で抱え込んで頑張りすぎていませんか?


無理する事と頑張る事は違います。


「もう限界!」となる前に、信頼できる誰かの力をお借りしましょう。


人に頼りなれてなかったりすると、「こんな事お願いしたら迷惑かな」などとと考えてしまって、なかなか勇気がいりますよね。


ですが、人に頼られるのって意外と嬉しいものなんです。


あなた自身、頼られて嬉しいと思った経験は無いですか?


あまり頻繁だと相手も嫌になってしまいますので、自分で「もう自分一人では限界だ!」と思ったら思い切って誰かに頼ってみてください。


誰にも頼らず自分が潰れてしまったら、結局他の人に迷惑をかけてしまうことになりかねます。


そうなる前に、力をお借りしましょう。


そして感謝の気持を忘れず、あなたがもし今度頼られた時は自分の無理のない範囲で力になってください。


そうやって「やさしさ」を循環させていけると良いですね。


まとめ

HSPさんのように繊細な人は、悲しいことや辛いことといったネガティブなことを人一倍感じてしまいますが、それと同じくらい楽しいことや嬉しい事もまた人一倍感じることができるということを忘れないでください。
感情を味わうことこそ、人として産ませてきた醍醐味と捉えるなら、人生を本当の意味で謳歌できる、素晴らしい素質であると言えます。
世間の常識や他人の意見に振り回されずに、たった一度のあなた自身の人生を大切に生きてくださいね。