HSPのわたしが辛い時に励まされた・辛かった言葉
あなたには、今までの人生で辛かった時に励まされた言葉はありますか?
HSPの私も、「生きるのが辛い」と思うことが今までの人生でたくさんありました。
HSPではない人も、生きていれば多かれ少なかれそういう考えになることはあるのではないでしょうか。
今このブログを読んでいるということは、あなたもそんな「生きるのが辛い」という出来事を乗り越えてこられたのだと思います。
もしかしたら現在進行系でそのような感情を抱えている方もいるかもしれません。
そんな方のために、私が今まで辛かった時に励まされた言葉を紹介したいと思います。
HSPの私が励まされた言葉
同じ感情を2週間持ち続けることは難しい
この言葉は、以前お世話になっていた病院の先生から言われたものです。
精神的に落ち込んでいると、「この状況がこれから先どのくらい続くんだろう」と思ってしまうのではないでしょうか。
ですが、どんなに心が沈んでいても、2週間注意深く心に意識を傾けていると、確かに2週間たてば少し心も晴れるれていることに気づきました。
それ以来、どんなに苦しいことがあっても「この感情は2週間も続かないから大丈夫」と言い聞かせています。
辛いことも時間が解決してくれるんですね。
誰しもに平等に訪れる時間は偉大です。
ただし2週間以上、眠れなかったり食欲がわかないほどの憂鬱な気分が続くようなら医療機関に相談することをおすすめします。
やまない雨はない
今がどんなに辛くても、いつか幸せがまっているという意味で使われる言葉です。
生きていれば良いことも悪いこともあるのが人生ですよね。
ですが、あまりうまくいってないと「あのときもうまくいってなかった、あのときも…」と人生の悪いことばかりに目を向けてしまいがちです。
少なくとも今の地球ではもう何年も嵐が収まらない!なんてことありませんよね?
必ず晴れの日もあるように、人生も嫌なことばかりではなく必ず良いことがあります。
頭では理解していることではありますが、辛い時にあえて言ってもらうことで安心できた言葉です。
案ずるよりうむがやすし
行動を起こす前に不安になりやすいのは、HSPさんでなくても慎重派の人に多いのではないでしょうか。
あれやこれやと考えてしまって石橋を叩いて壊すタイプの私は、「案ずるよりもうむがやすし」という言葉に励まされています。
実際行動してみると意外とあっさりうまくいったというパターンが多いので、行動を起こす前に不安のあまり諦めてしまいそうな時は、この言葉を自分に言い聞かせて鼓舞しています。
考えすぎ
HSPさんが言われて嫌な言葉としてよくあげられているのが、この「考えすぎ」という言葉ですが、私自身はいつも言われるとホッとしています。
とういのも、私はあまり親しくない人と会った後に、「このふるまいは失礼だったのではないか」とか「こんな事言って気を悪くしたのではないか」と一人反省会を繰り広げるのですが、たまに私の数少ない親友に打ち明けると「相手はそんなこと気にしてないと思うよ!考え過ぎだよ〜」と笑ってくれるんです。
この「考えすぎ」という言葉を言われるシチュエーションや言い方にもよるのかもしれませんが、こう言われることで安心できるHSPもいます。
大丈夫だよ心配ないよ
なんでもないことにも、あれこれと心配をしてしまうHSPさんも多いのではないかと思います。
私もすごく心配性で、何か不安なことがあると発狂しそうになるくらいぐるぐると心配するのですが、そんな時に「大丈夫だよ」とか「心配ないよ」と言ってもらえると状況は変わっていなくとも安心することができます。
いつか必ず人生は終わる
生きている事じたいに幸せを感じることができる人は、人生が終わってしまうということに励まされるなんて信じがたい事だと思いますが、私のように「生きてる事が苦痛」と捉えてしまう人種にはこの苦痛からいつか開放される日が来るというのは本当に救いなんです。
この苦痛も永遠ではなく、必ず終わりは来るという揺るぎない事実に安堵できます。
死にたいほどの苦痛に悩まされている時はこんな事は考えられないかもしれませんが、生まれてきた事じたいは本当に尊いことで、あなたという人間はこの世に過去にも現在も2人といない奇跡なような事です。
そんな人生がもうすぐ終わってしまうかもしれないと思うと、「もっと人生楽しんでおけばよかった」と思いませんか?
ネガティブな考えに頭を占領されそうになった時に「明日が来るなんて保証はないんだからもっと楽しいことをかんがえよう」と多少無理やり気持ちを切り替えています。
いわれて辛かった言葉
限界は超えるためにある
限界は、超えられないから限界なんです。
もっとこうすればよかったのに
それは私が一番わかっています。過去は変えられないから困っているんです。
追い打ちをかけないでください。
死ぬ気でやれ死なないから
確かに死ぬことはないかもしれませんが、死ぬより辛いことって私にはたくさんあるんです。
そもそもそれは命をかけなければいけないほどのことなのでしょうか。
さいごに
人付き合いが苦手な私は、今でこそ信頼できる数人だけに関わる人を極限まで絞っていますが、今私が生きていられるのもこんな私に温かい言葉をかけてくれた優しい人たちのおかげです。
このようなやさしいふれあいがあると、人間の素晴らしさや尊さを再認識できます。
ですが、また同じ様に人から言われて辛かった言葉も数え切れないくらいたくさんあります。
このことからもよくわかるように、人の言葉というのは薬にも毒にもなるんです。
そして、自分が辛い経験をしている人ほど相手にかける言葉も心からの温かい言葉になっているように思います。
私自身は落ち込んでいる人になんて言葉をかけてよいかわからなくなってしまう事が多いのですが、今までの人生で私に温かい言葉をかけてくれた人たちのように、毒ではなく良い薬をそっと差し出せる人間になりたいと思っています。
上で紹介した私が励まされた言葉も、わりと有名なものだったり、使い古された励まし言葉だったりするので「こんなんじゃぜんぜん励まされないよ」と感じる人もいるかとは思いますが、私は辛いことがあるたびに思い出して自分を鼓舞している大切な言葉です。
この中の一つでもあなたの心の常備薬になってくれれば幸いです。